公益社団法人大分県臨床工学技士会は、生命維持管理装置の操作と保守点検と多様化する医療機器の安全確保を担う専門職の団体として、臨床工学に関する知識の普及・啓発ならびに会員の学術技能の研鑽および倫理の高揚を図り、大分県における福祉、医療の発展に寄与することを目的とした非営利職能団体です。
公益社団法人大分県臨床工学技士会は、生命維持管理装置の操作と保守点検と多様化する医療機器の安全確保を担う専門職の団体として、臨床工学に関する知識の普及・啓発ならびに会員の学術技能の研鑽および倫理の高揚を図り、大分県における福祉、医療の発展に寄与することを目的とした非営利職能団体です。
公益社団法人大分県臨床工学技士会 会員皆様へ
新年あけましておめでとうございます。旧年中は多大なるご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
医療技術の進化とともに、私たち臨床工学技士の役割もますます重要性を増してまいりました。医療技術の提供、感染対策の二刀流での医療現場において、皆様の献身的な努力に深く敬意を表します。
この何年かで一般企業を中心に、「心理的安全性」という言葉を聞くようになりました。心理的安全性とは、人々が自分の意見や感情を自由に表現し、リスクを感じることなく、他者とオープンなコミュニケーションをとることができる状態を指します。つまり、個人が誰かに批判されることや、嘲笑されることなどを恐れることなく、自分の考えや感情を自由に話すことができる環境を意味します。
新年早々、第20回九州・沖縄臨床工学会、第17回大分県臨床工学会に向け、田邊大会長の下、理事、委員を中心に学会運営プロジェクトを立ち上げます。また3月にはタスクシフト/シェアによる業務追加告示実技研修が大分県で開催されます。実技研修には(公社)大分県臨床工学技士会から指導員、補助者として理事、委員が参加します。そこで大事になってくるのが「心理的安全性」と言うワードです。ただ、この心理的安全性を誤った解釈で取り入れてしまうと、いわゆる「ぬるい技士会・ぬるいプロジェクト」になりかねません。
技士会理事長として心理的安全性を高めプロジェクトを成功させるために
①オープンなコミュニケーションの推進
意見やアイデアが自由に発言できる環境を整え、会議やディスカッションの場では、メンバーが安心して発言できるようにサポートする。
②チームビルディング活動
定期的なチームビルディング活動を通じて、メンバー間の信頼関係を強化し、リラックスした環境での会議を開催する。
③リーダーシップの模範
リーダー自身が心理的安全性を重視する姿勢を示し、透明性と一貫性を持った行動を心がけ、メンバーに対する信頼と尊重を示す。
これらの取り組みを実施することで、メンバーが安心して学会準備や活動の過程環境を作り出し、参加者全員が積極的に関与することで組織全体のパフォーマンス向上につながると考えています。
また、今年度は成長の機会提供に力を注ぎ活動していきたいと思っています。
・キャリア開発支援:会員が自らのキャリアを開発するための支援を行い、個々が成長できる情報提供
・継続教育と研修:新しい技術や知識を学ぶ機会を提供し、常に最新の情報を共有
結びとして研究発表、論文、医療機器開発、AIを活用する臨床工学技士の未来を創造するために、会員皆様と共に役員一同力を合わせて進んでいきたいと考えております。
最後に、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
公益社団法人大分県臨床工学技士会
理事長 小川 一
役名 | 担当職務 | 氏名 | 現職 |
---|---|---|---|
理事長 | 小川 一 | 医療法人聡明会 児玉病院 | |
副理事長 | 災害・組織・広報 | 田邊 裕司 | 帰巖会 みえ病院 |
副理事長 | 学術・渉外 | 中田 正悟 | 大分大学医学部附属病院 |
理事 | 事務局 | 高畑 智浩 | 大分医師会立アルメイダ病院 |
理事 | 災害・組織 | 三浦 利恵 | 大分県立病院 |
理事 | 災害・組織 | 矢野 宏貴 (兼任) |
国立病院機構 別府医療センター |
理事 | 学術 | 阿部 豪介 | 大分赤十字病院 |
理事 | 学術 | 矢野 宏貴 (兼任) |
国立病院機構 別府医療センター |
理事 | 渉外 | 尾立 拓弥 | 大分県厚生連 鶴見病院 |
理事 | 渉外 | 佐藤 大輔 (兼任) |
大分県立病院 |
理事 | 広報 | 竹中 理恵 | 社会医療法人 敬和会 大分岡病院 |
理事 | 広報 | 佐藤 大輔 (兼任) |
大分県立病院 |
監事 | 大石 義英 | 東亜大学 |
透析技術認定士、呼吸療法認定士の取得、更新に必要な点数について
過去5年以内に、認定委員会が認める学会や講習会などに出席し、12.5点以上の点数を取得すること。
認定更新は定められた期間内に合同専門委員会に申請し、認定される事により行なわれます。 5年毎に認定の更新を必要とし「呼吸療法認定士認定更新に必要な点数取得基準」に記された学会・講習会等への出席および論文発表などによって総得点50点以上を取得し、取得点数証明書など更新手続きに必要な書類一式を認定委員会へ提出すること
詳しくは http://www.jaame.or.jp/koushuu/kokyu/k_index.html
透析技術認定士の更新希望者は認定証の始めの日から更新申請日までの間に、透析療法合同専門委員会で規定する当委員会の母体学会学術集会に1回以上出席していること。
認定証の始めの日から更新申請日までの間に、透析療法合同専門委員会が規定する学会、講習会などに出席する事により点数を取得し、取得点数の合計が5年更新で50点以上であること。
詳しくは http://touseki.jaame.or.jp/
上記、認定資格では、取得・更新に必要な点数の取得基準が設けられています。今後、公益社団法人 大分県臨床工学技士会では、これら認定資格に必要な点数の確保に努めてまいります。是非ご参加ください。